県産材サンブスギと自然素材・宮大工の伝統構法で作る平屋の家

コンセプト

愉くらしの家へようこそ

「本当の家づくりとはなんだと思う?」「どんな家を届けたい?」

こんな何気ない会話から愉くらしの家プロジェクトはスタートしました。

材木屋、株式会社大功の「家は買うものではなく建てるもの」という想い。
宮大工、株式会社工匠の「工業化された住宅建築の現場で失われつつある、日本古来の
伝統構法の技法を活かして本物の木の家を届けたい」という想い。
そして、建築士 アトリエS.O.C一級建築士事務所の「お客様と真摯に向かい、その人、その家族の理想の暮しを実現する
理想の家を形にしていきたい」という想い。

そして生まれたのが「愉くらしの家」です。

宮大工の匠の技と伝統構法で作る
本物の木組みの家

「木組みの家」と聞いて、どんな家を思い浮かべますか?

無垢材をふんだんに使った木造建築の家。それとも、 
もしかしたら、ログハウスのような家を想像するかもしれませんね。

 私たちが提案する「木組みの家」は、匠の技を持った大工だけが作ることができる、
手刻みによる仕口・継手といった細工で木を接合して組み上げる、
昔ながらの日本の伝統構法を用いて構造材となる木材を組んで建てていく
「本物の木組みの家」です。

県産材サンブスギと自然素材の家

家はその地域で育った木で作るのがいい

木の温もりを感じられるよう、集成材ではなく無垢材にこだわり
その材木は地元千葉県の県産材「サンブスギ」を使い
機械加工プレカットではなく、宮大工が木一本いっぽんの性質を読みながら
仕口・継手といった伝統構法の技法で手刻みで加工していきます。

安心して永く住める家

今だけではなく、先のことまで考える「平屋」という選択

100年寿命と言われる時代。まだまだアクティブな50代からやがて迎える老後の生活。
今の楽しみだけでなく、これから先の楽しみや快適さも考えた家づくりをご提案します。

そのためのキーワードが「安心して永く住める家」です。

愉くらしの家に寄せる想い

材木屋
株式会社大功
代表取締役 中村 寧

経歴とプロフィール

1993年社会にでて5年間、業界大手総合建材メーカーグループ会社にて修行する
1998年株式会社大功へ入社
2008年代表取締役就任

この数年の住宅業界を見ますと多くの方は建売住宅や分譲マンションを購入されていると思います。昨今ではインターネットで購入される方も居られます。しかし本来の住宅(家)は、【買うものでなく建てるもの】と私は思います。購入する家に生活スタイルを合わせるのでなく、自分たちがどんな生活をしたいかではありませんか。人それぞれ家族構成、趣味などと生活スタイルは違うものです。人間が本来大切にしたい「自由」を活かした家づくりのお手伝いを致します。

私は材木屋の長男として育ち、後継ぎとして株式会社大功へ入社しました。そして材木を中心に建築資材販売業を営んで来ましたので、木材いわば天然木の良さは身に染みて分かっています。多くの建築家と触れ合う中、皆さん「木の良さ」を理解しています。
【木が体にやさしい】、【木は健康に良い】、【木の香りでリラックス】などは数多くの研究者も言われていることです。その研究者のデータを活かし、千葉大学様と連携し研究を重ねてきました。

最近よく耳にする【100年寿命】の時代です。この愉くらしの家は50代からの2回目の家造りをコンセプトに考えました。定年を迎えるにあたり、子育ても終え、今後の人生を考える50代。そんな方々に「愉しく暮らす(たのしくくらす)」生活空間のご提供をしたいとの想いです。今まで暮らしていた大きな家は老後には維持管理が大変ではありませんか。増築なんて言葉は聞いたことがあると思いますが、この愉くらしの家は【減築】の考えです。大きな家では掃除が大変。階段の上り下りがキツイなど。そんな年齢は必ず迎えることになります。 そして何よりマイホームが一番の居心地である。自分の家で愉しく暮らす(たのしくくらす)生活スタイルを実現するお手伝いをいたします。

そして私たちが生活している千葉県にはサンブスギというブランドがあります。しかし最近の住宅建築では外国産材や、集成材が主流となっており国産材の十分な活用がなされておらず、【里山保全の観点】からも県産材の活用・流通の促進が求められています。地域創生、地産地消の観点も含め、サンブスギを活用した家づくりを致します。そしてサンブスギの特徴として、一般的なスギ材は柔らかく傷がつきやすいが、サンブスギは硬く、高級木材として流通されており、長持ちする住宅をつくるのに適しています。

宮大工
株式会社 工匠
代表取締役 稲垣 和樹

経歴とプロフィール

1996年宮大工修行開始
2006年個人事業として独立
2014年株式会社工匠設立

私が思う本物の家とは、手間を多く掛けて造る家が良いのではなく、住まい手のお客様が住む事で今より幸せな生活を得られるよう、お客様の思いをしっかり共有し、大工として プライドを持ち、持っている技術を適材適所に発揮し、より強固で安心して住み続けることができることで幸せな生活につながるのだと思います。 また、デザイン重視の住宅ではなく、長く住み継ぐことができる、色あせても美しい家、それこそが本物の家だと思います。

宮大工とは基本的に社寺仏閣を建築する大工ですが、その本質は、木のくせを読み、 木使い(気づかい)する仕事です。 木を扱うことは住宅建築も同じですが、我々は家大工さんよりも、無垢材と向き合う時間を費やし、日々仕事をさせて頂いております。木を扱うプロとして、構造に携わるプロとして、家造りに取り組みたいと思います。

愉くらしの家では建築のプロ達が結成し、また産学連携のもと、真剣に家造りに向き合い、試行錯誤を重ねて参りました。そんなプロ集団にしか出来ない「木組み」の家造りは、通常の家では得ることのできない特別な空間を演出し、贅沢な日常を提供します。

建築士
アトリエS.O.C一級建築士事務所
根来直生

経歴とプロフィール

1996年〜組織設計事務所・アトリエ設計事務所で勤務
2007年個人アトリエとして、アトリエS.O.C一級建築事務所開設
2018年株式会社S.O.Cマネジメント設立

皆さんがそれぞれに想い描いている暮らしとはどのような暮らしでしょうか? 人それぞれにスキ、キライの好みがあるように、暮らしかたも好みがあり十人十色だと思います。
・夕焼け空を見ながら縁側で晩酌がしたい。
・夏の夜、屋上で映画を観たい。
・週末は知人友人が集う場所にしたい。
あなたが思い描くシーンがあると思います。 また、人それぞれに習慣も異なります。・テレビはほとんど観ない。 ・朝ごはんは簡単に食べる。 こちらも十人十色だと思います。

私たちは、「あなただけの家」はあなたの中にあると考え、「あなだけの家」をあなたと一緒にゼロから考えたいと思っております。 会話やヒアリングに十分な時間を掛け、あなたの中にあるあなただけの家を一緒に探したいと思います。 あなたの想い描く様々なシーンを具体化し、 あなたの習慣をより便利にすることが、私たちのデザインでありシゴトであると考えます。
一つ一つあなたのためにカスタマイズされたデザインが「あなただけの家」になります。

「愉くらし家」では、今の木材加工方法としては希少な存在となった「手刻み」による木材加工を採用しております。 木を知り、木と会話しながら適材適所を見極める宮大工による手刻み加工です。 架構も木組みをなるべく露わにすることで至る所に宮大工の手仕事の跡を感じることができます。 手仕事の跡は工業製品にはない荒々しさと温もりが感じられます。 手刻みは時間も手間も掛かる加工ですが、工業製品化された「家を買う」では味わえない、「家を建てる」というコトが体験できると思います。 木材を市場に買付に行くところからご参加いただき、乾燥、製材の工程を随時ご確認いただけます。 製材された材料を買うというコトではなく、家を建てるというコトの過程を愉しめる家なのです。

それから愉くらしの家は、50代からの2回目の家づくりが大きなテーマとなっております。 人生100年の時代を迎えるにあたり、50代から人生を愉しくくらしていくために、良好な健康状態の維持は大変重要です。 そのために空気環境や温熱環境が大切だと考えております。 室内空気環境を良くし、温度変化によるヒートショックを防ぐよう、断熱、換気に関わる一つ一つのスペックを見直し 一般的な住宅に比べて高性能なスペックを予め備えております。断熱性能はZEH相当の断熱性能を確保しております。 料理人が食材を吟味するように、私たちもひとつひとつの建材を吟味して性能と価格を精査した建材を採用しております。

株式会社 大功 × 千葉大学

「愉くらしの家」は千葉大学との産学連携プロジェクトです

サンブスギを活用した地産地消の住宅作りを、千葉大学との産学連携プロジェクトとして開発し、地域資材の価値を広く社会に伝えることも目的としています。
県産材の特徴や住宅の木質化による健康面への効果などの研究により裏付けられた住みよい住宅をご提案し、地域活性化へと貢献します。